スイセンの育て方|『雪中花』とも呼ばれている美しい花

スイセンは、『雪中花』とも呼ばれている美しい花です。

こんな人にオススメ

・自分の手で毎年花を咲かせたい。

・丈夫で手間いらずの花が良い。

・花後の手入れを知りたい。

スイセンの基本情報

品種スイセン
分類ヒガンバナ科スイセン属
原産国スペイン、ポルトガル
植え付け球根
サイクル多年草
場所日当たりの良い屋外
育てやすさ
満足度

スイセンの特徴

スイセンは、葉の間から長い花茎を伸ばし、その先にうつむき加減の花が咲きます。

耐寒性もあり、雪の中でも春の訪れを告げることから、別名「雪中花(セッチュウカ)」とも呼ばれています。

高さ:20~40cm

品種:豊富で、1万種以上もあります。

スイセンの花言葉

スイセンの花言葉は「神秘」「自己愛」です。

日本には、室町時代に中国から入ってきたと言われています。
中国では、スイセン(水仙)は水の仙人と呼ばれているそうです。

スイセンの種類

フサギスイセン

日本のスイセンの原種です。一株にたくさんの花がつきます。

道端に咲いているのを見かける事もあると思います。

ラッパ・スイセンです。

花の内側がラッパのように突き出ていて、イギリスのウェールズの国花でもあります。

 

他には
キズイセン 葉が細く香りが強く、花色は黄色。
クチベニズイセン 花の中央の部分が濃い縁取りので、印象的。 などがあります。

スイセンの育て方

作業時期

時期1月23456789101112月
植え時            
肥料月1回      月1回
開花            

用意するもの

  • スイセンの球根7~8個:傷がなく丸みを帯びた電球形
  • 植木鉢(直径15cm以上あり深めのもの)
  • 鉢底石
  • 市販の土

育て方

  1. 鉢底石を植木鉢の底が隠れるくらい敷いて、土を2分の1程入れる。
    球根の尖った方を上にして間隔を開けて並べて土を6~7㎝程かぶせる。

  2. 水を与えて、日当たりと風通しの良い場所に置く。
    土の表面が乾いてから水やりをして、水切れをしないように管理する。

  3. 咲き終わった花は、花首から切り取る。

ココに注意

・植え付けの時に、球根が細いと花が咲かない事が多いので気をつけましょう。
・植え付け後、寒さに充分あてましょう。


来年も花を咲かせるためには

花後の手入れをして球根を太らせる事が大切です。

すべての花が咲き終わったら株元に肥料を入れて、葉が自然と枯れるまで水やりを続けます。(葉と根から養分を吸収して球根が大きくなるので、葉を切ってしまわないように)

葉が枯れてしまったら、乾燥させ球根を土に植えたままで夏を越します。(雨が当たらない場所に置きましょう)

※球根が混みあってくると花が咲きにくくなるので、2~3年に一度は、球根を掘り上げて植替えましょう。

 

最後に

球根から大きく育ち、つぼみをたくさん付けはじめました。

沢山の美しい花が咲いてくれました。

育ててみたらスイセンは、本当に寒さに強く丈夫でした。

うつむき加減に咲く花姿は魅力的で、日本人に愛されている理由の一つだと思います。

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