カラー|個性あるタテ巻きの花びらで、切り花にも人気!

カラーは、個性あるタテ巻きの花びらで、切り花にも人気があります。

カラーの基本情報

 

品種カラー
分類サトイモ科オランダカイウ属
原産国南アフリカ
植え付け球根
サイクル多年草
場所日当たりの良い屋外
育てやすさ
おすすめ度

 

カラーの特徴

カラーは、春から初夏にかけて、襟に似た個性的な形の花を咲かせます。

長く太い茎が特徴で、秋と冬は葉が枯れて休眠に入ります。(休眠期の水やりは、ストップさせます)

花色:赤、オレンジ、黄色、ピンク、白、紫。

高さ:30~100cm

ココが重要

・湿地を好む湿地性と、乾燥を好む畑地性があるので、必ず確認してから育てましょう。育て方に、大きな違いがあります。

湿地性とは

湿った所を好むので、水をたっぷり与えて育てます。

よく切り花で見かける純白の大輪花がこれです。

畑地性とは

園芸店に売られている球根や株は、ほとんどがこちらで豊富な花色があります。

乾いた土を好むので、水を控えめにして、土が乾いてから与えるようにします。

カラーの花言葉

カラーの花言葉は「乙女のしとやかさ」です。

色別でも少し花言葉は、違ってきます。
黄色「壮大な美」
ピンク「情熱」
「夢見る美しさ」

カラーの育て方

作業時期


時期1月23456789101112月
植え時            
肥料            
収穫            

用意するもの

  • カラーの球根 1個:大きくてキズがないもの
    (株を購入する時は、葉や茎が色よくしっかりしたものを選ぶ)
  • 鉢底石
  • 植木鉢(直径15cm以上で、少し深めのもの)
  • 市販の土

育て方

  1. 鉢底石をプランターの底が隠れるくらい入れて、土を半分程度入れる。

  2. カラーの球根を置き、上から3~5cmの土をかける。
    水を与えて日当たりの良い場所に置く。(水やりは株に直接ではなく、土にやる)

  3. 花が咲き終わったら、花茎のつけ根から切り取る。(葉は、そのまま黄色になるまで残しておく)

  4. 植替えは2~3年に一回、春の気候の良い時期におこなう。

まだ花が咲く前ですが、葉だけでも個性がありますよね。

カラーは、花びらのように見えるクルッと巻いた部分は、仏炎苞(ぶつえんほう)という葉が変化したものです。(本当の花は、中心の棒状の部分です)

この画像は、葉が変化して上に伸びていく途中なので、解りやすいかと思います。

 

カラーの花が咲かない

ここに注意

日照不足 ⇒日光を好むので、日当たりの良い場所で管理する。

肥料を与える時期 ⇒葉が成長している間に肥料を与えると、葉ばかりが成長してしまうので、花が付き始めてから与えるのが良い。

栄養不足 ⇒花が咲いた後の管理も大切。
花後にも肥料を与えて、充分日光に当てる。葉は枯れるまでそのままにしておき、土の中の球根を太らせる事ができれば次のシーズンには咲いてくれる可能性が高い。(球根が腐っていなければ、あきらめないで)

最後に

育てたカラーは、こんな感じで自由に咲いてます。

カラーは、茎が真っすぐに長く伸びるため、切り花のブーケやアレンジメントにも良く使われています。

暑さにも強く初心者の方にも育てやすいので、好きな色合いを選んで育てて見てくださいね。

 

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