ダリアの育て方｜はずむような生命力を秘め、多彩な花姿が美しい！

こんな人にオススメ

・華やかな花が好き。

・比較的、育てやすい花が良い。

・春と秋に2回咲く花を育てたい。

ダリアの基本情報

ダリアは初夏から咲き始めて猛暑に耐え、涼しくなるころにもう一度咲き始めます。

江戸時代にオランダから渡来し、花姿が日本のボタンに似ていることから、和名は【天竺牡丹】（テンジクボタン）と名づけられています。

花は大輪から小さいのまであり、花の咲き方もポンポン咲き、コスモス咲き、デコラティブ咲きなどさまざまです。

ダリアは球根ですが、最初は市販の苗を買ってきて育てた方が、育てやすいかなと思います。

バラエティーに富んだ花色と花姿で、私たちの目を楽しませてくれるダリアの育て方について解説していきます。

ダリアの花言葉は花色によって違います。

☆赤・ピンク『華麗』　　☆黄『優美』　　☆白『感謝』　　☆紫『気品』　などです。

存在感あふれるダリアは、アレンジメントや花束でよく使われています。

多彩な花姿が美しいので、ガーデニングでも人気があります。

ココに注意

・盛夏期は花が咲かないので、なるべく軒下など涼しいところに置いて秋を待ちましょう。

多彩な花姿が美しいダリアですが、何だか元気がないと思ったことは、ありませんか？

ダリアがかかりやすい病気をあげてみました。

モザイク病　　；葉が黄色になり濃淡が出てモザイク模様になる。葉が縮れた。（発病した株は抜きとって処分する）

うどんこ病　　；葉や茎が白い粉をまぶしたようになる。（カビです。被害箇所を取り除き風通しを良くして様子を見る）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

アブラムシなどの害虫　；害虫がついている。（ついている箇所を排除する。水のシャワーをかけてみる。市販の花の薬剤を散布する）など

※害虫を寄せ付けないことも大切なので、あらかじめ薬剤散布で予防をするのもお勧めです。私は天然成分で、薄めずに使用できる薬剤を使っています。

花が全部咲き終わったら、役目を終えた地上部が枯れて休眠します。

土中の球根は、霜が降りる前に土から掘り上げて水洗いをします。

少し乾かして乾燥しすぎないように、ピートモスなどに詰めて保存します。（ピートモスとは、コケ類を原料とした乾燥させた土のこと）

春に、ひと芽づつ分球して植え付けます。

開花している花姿は美しいので、もちろん好きですが、私は開花前のつぼみも可愛くて大好きです。

咲くのを楽しみに待っているのも、楽しくてしかたないです。