ラナンキュラス|何枚も重なったボリュームのある花びらが特徴

ラナンキュラスは、何枚も重なったボリュームのある花びらが特徴です。

ラナンキュラスの基本情報

品種ラナンキュラス
分類キンボウケ科キンボウケ属
原産国西アジア、ヨーロッパ
植え付け球根、苗
サイクル多年草
場所日当たりの良い屋外
育てやすさ
おすすめ度

ラナンキュラスの特徴

ラナンキュラスは、何枚も重なった花びらが特徴で、直径8~10cmのボリュームのある花を咲かせます。

魅力的な花を咲かせるので、切り花にも人気があります。

花色:ピンク、オレンジ、赤、白、黄色、紫

高さ:40~60cm

ラナンキュラスの花言葉

ラナンキュラスの花言葉は、「とても魅力的」「名誉」です。

花言葉は、花びらが絹の肌ざわりに似ていて、魅力的なところからきているようです。

ラナンキュラスの花名は、葉っぱがカエルの足に似ているので、ラテン語の「rana(カエル)」からきています。

ラナンキュラスの育て方

作業時期

時期1月23456789101112月
植え時        球根 
肥料            
開花            

用意するもの

  • ラナンキュラスの苗 1株:株元がしっかりしていて、つぼみがついているもの(もちろん、球根から育てても良い)
  • 植木鉢(直径15cm以上のもの)
  • 鉢底石
  • 市販の土

育て方

  1. 鉢底石を植木鉢の底が隠れる程度に敷いて、土を半分程度入れる。
    ラナンキュラスの苗を置き、隙間を土を埋める。

  2. 水を与えて、日当たりの良い場所で管理する。

  3. 咲き終わった花や傷んだ葉は、こまめに摘み取る。

  4. 葉が黄変してきたら水やりを控え、地上部分が枯れたら、6月頃に球根を掘り上げる。(6月~10月は、冷暗所で球根を保管する)

これがオススメ

・球根から植え付ける時は、球根の吸水処理をしてからになるので、少しハードルが上がります。初心者の方は、苗を購入するのがお勧めです。

長く綺麗に咲かせるコツ

華麗な大きな花を咲かせるラナンキュラスを、少しの工夫で長く楽しむことができます。

*凍らない程度の寒さに当てて育てる。⇒寒さに当てないと花付きが悪くなる。

*花に直接水をかけない、雨の当たらない場所で管理する。⇒花に水をかけると灰色かび病になりやすい。

*花びらの色が悪くなったら切り取り、落ちた花びらも取る。⇒落ちた花びらは、病気の発生になるので。

切り花として長持ちさせるには

ラナンキュラスは、切り花としても人気があるので、長持ちさせるコツを覚えておきましょう。

・茎が柔らかいので、浅い水に生けることが一番大事です。深い水につけると茎の途中で、腐りやすくなるからです。

・水を変えるたびに、少しずつ下から茎を切れば花が長持ちします。(他の切り花にも共通しています)

ラナンキュラスを球根から育てるコツ

ラナンキュラスの球根は乾燥しているので、植える前に球根の吸水処理をする必要があります。

直接球根を水につけると、腐らせてしまう事があるのでやり方を説明します。

①お皿などにキッチンペーパーを敷いて、乾燥した球根を置いて水を霧吹きなどで少量かけ、上からティッシュペーパーを載せておく。

②ティッシュペーパーが乾いたら、様子を見ながら水をかけて何度か繰り返す。

③球根が膨らんで、張りのある状態になったら植え付ける。(土はあらかじめ、少し湿らせておく)
いきなり水やりをせずに、2、3日様子を見てからにする。

最後に

ラナンキュラスは、秋に球根を植えて、春に花を咲かせるのが一般的ですが、近年は12月頃から、つぼみの付いた苗が出回るようになり、早くから花を楽しめるようになりました。

私も今回、つぼみが付いている苗を購入して育ててみました。

花が終わった後に球根を掘り出して、2年目は球根から育ててみようと思います。(来年も花を楽しみたいです)

 

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