こんな人にオススメ
・ヒヤシンスの水栽培をしてみたい。
・鉢植えと水栽培を比べてみたい。
ヒヤシンスの特徴
ヒヤシンスは秋に球根を植えたら、春に茎の先に星形の花をたくさん咲かせてくれます。
高さ:20~30cm
花色:赤、白、紫、ピンク、黄色など。
花が大きく水栽培にも向くダッチ系と、小花で群植え向きのローマ二系があります。
ヒヤシンスの栽培について
ヒヤシンスは、土に植えても水栽培でも楽しむことができます。
今回は、土栽培と水栽培を同時進行で始めてみようと思います。
まずは、共通していることから見ていきましょう。
ヒヤシンスの基本情報
品種 | ヒヤシンス |
分類 | ユリ科ヒヤシンス属 |
原産国 | 西アジア、ギリシア |
植え付け | 球根 |
サイクル | 多年草 |
場所 | 屋外、日当たりの良い屋内 |
育てやすさ | |
甘い香り |
ヒヤシンスの花言葉
ヒヤシンスは、花の色によって花言葉も違います。
☆赤 「嫉妬」 本当に嫉妬してしまうほどの鮮やかで美しい花姿ですね。
☆白 「控えめな愛らしさ」 純白は、みんなに愛される色ですね。
☆紫「悲しみをこえた愛」 紫の色合いも、花言葉も素敵ですね。
☆ピンク「しとやかな可愛らしさ」 控えめな花色にピッタリですね。
☆黄色「あなたとなら幸せ」 幸せの色ですね。
ヒヤシンスの土栽培(鉢植え)
はじめにヒヤシンスの土栽培についてです。
作業時期
時期 | 1月 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12月 |
植え時 | ||||||||||||
肥料 | 月1 | 月1回 | ||||||||||
開花 |
用意するもの
- ヒヤシンスの球根3個:重く形の良いものを選ぶ
- 植木鉢(直径24cmのもの)
- 鉢底石
- 市販の土(球根専用の土も良い)
育て方
- 鉢底石を植木鉢の底がが隠れるように敷いて、土を2分の1程入れる。
- 球根の尖った方を上にして、球根がギリギリ隠れるくらい土をかぶせる。
- たっぷりと水を与えて、芽が出るまでは屋外で日当たりが良いところに置き、充分寒さにあてる。
- 花が咲いたら、こまめに花殻を取り除く。
- 花後に葉が黄色くなってきたら、球根を掘り出す。(毎年でなくても良い)
球根は、土を落として陰干しでしっかり乾燥させる。
ヒヤシンスの水栽培
次は、ヒヤシンスの水栽培についてです。
用意するもの
・ヒヤシンスの球根 2ケ (重く形の良いもの)
・水栽培の容器 2個 (市販の容器、又は900mlのペットボトルで作る);ペットボトルの底から3分の2で切り取り、蓋の先も少し切って逆さまにはめ込めば完成。
・水
育て方
①ヒヤシンスの球根を容器に入れて、球根の底が水に触れるように水を入れる。(水換えは、2週間に1度)
②光が当たらない屋外の場所で、芽が出るまで寒さに当てる。(1ケ月過ぎると上の写真のように芽が出てくる)
③芽が出てきたら、屋内の明るい日の当たる場所で管理する。
④水位を写真のように少し下げて、球根が腐ってしまうのを防ぐ。
⑤水かえは、週に一回。(肥料は与えなくても良い)
水栽培を始めて、三か月後に見応えのある花が咲いてくれました。
水栽培のメリットは、
・普段、観察のできない根の成長も見ることが出来る。
・3分の2の期間を室内で育てるせいか、花が咲くのが早い。
・甘い香りも部屋全体に漂っていて楽しめる でした。
水栽培のデメリットは、
・花が咲き終わると球根が小さくなってしまい、翌年花を咲かせるのは難しいと言うこと。
もう一つの花が・・・
白色のヒヤシンスだけ、花後に傾いてきたので心配していたら、横からも花が顔を出し始めました。
思い切って、傾いたほうを茎のつけ根から切って花瓶に入れたら、二つの花が楽しめました。
今回、ヒヤシンスの鉢植えと水栽培を同時に育ててみましたが、水栽培の方が少し花が咲くのが早かったです。
昨年の球根から
昨年、花が咲き終わった球根を掘り上げてたのを、今年も植えてみました。
水栽培をして小さくなっていた球根も植えてみたら、同じように芽を出してくれました。(難しいと思っていたので、とても嬉しいです)
二年目に咲いたヒヤシンスの花数は少なくて、かなり小ぶりでしたが、これも可愛くていいなと思います。
最後に
ヒヤシンスは手間はかからず、長く花を楽しめました。
ミックス入りの球根を購入して、それぞれの花色を楽しむのがお勧めです。