ヒイラギの基本情報
品種 | ヒイラギ (柊) |
分類 | モクセイ科モクセイ属 |
原産国 | 日本、中国 |
植え付け | 苗 |
サイクル | 多年草 |
場所 | 日当たりの良い屋外 |
育てやすさ | |
おすすめ度 |
ヒイラギの特徴
ヒイラギは、葉の縁がのこぎりのようにギザギザしているのが特徴です。
葉に触れると痛いほどのトゲがあり、そのトゲが邪気を払うと信じられて、日本でも昔から魔除けの植物として知られています。
今でも、節分にヒイラギをイワシの頭と一緒に玄関の外に飾ったりしているのは、平安時代から続く習慣だそうです。
節分については、もう少し詳しく見ていきましょう。
節分とは
節分とは、季節の分かれ目を言います。
季節の変わり目に起こりがちな病気や災害など、見えない悪を鬼に見立てて、厄払いをするようになったのが節分の始まりとされています。
ヒイラギを節分に飾る理由は
ヒイラギの葉のとがった縁が鬼の目に刺さるので、鬼の嫌がる物として知られていました。
それで、魔除けとして飾るようになったようです。なるほど、納得できますね。
福豆(炒った大豆)
節分の欠かせないものに、福豆もあります。生の大豆を使わないのは、拾い忘れた豆から芽が出てしまうと、縁起が悪いとされていたからです。
昔は、穀物には霊力が宿ると考えられていました。
「鬼は外、福は内」と言いながら、豆まきをする風習は今でも残っていますよね。
福豆を年の数だけ食べたりするのも今もあって、「健康で幸せに過ごせますように」と願いを込めて食べるといいそうです。
セイヨウヒイラギとは
西洋でクリスマスに使われている、赤い実のなるクリスマスホーリーの事を言います。
こちらはモチノキ科で、日本のヒイラギとは別の植物ですが、同じように魔除けとして使われています。
ヒイラギを盆栽仕立てに
ヒイラギを購入した時は、寄せ植えに入っていた小さな苗でしたが、年月をかけて盆栽仕立てにしてみました。
画像でも解るように、伸びた枝の下から柔らかい針金で下に引っ張っています。
枝が下に向くように日数をかけて、好きな形を作っていきました。
新しいは枝は勝手に伸びてくるので、後は剪定をして形を整えていきます。(通常剪定は、3月~4月、10月にします)
この形を作るまでに10年以上かかっています。
ココに注意
最後に
ヒイラギにも花言葉がありました。「用心深さ」「保護」です。
10月~12月に小さな白い花が咲くみたいです。(花が咲くのを知らなくて、適当に剪定をしてたので、まだ花を見たことがありません)
4月以降に花が咲く準備が始まるようで、それ以降の選定は枝を少し整える程度にすれば、花が咲くのが見られたのかなと思います。