ダイコンの育て方|冬の食卓に欠かせない野菜

2021年1月9日

ダイコンは、冬の食卓に欠かせない野菜です。

こんな人にオススメ

・家庭菜園をやってみたい。

・自分の手でダイコンを収穫したい。

・市販のダイコンと食べ比べてみたい。

ダイコンの基本情報

品種ダイコン
分類アブラナ科ダイコン属
原産国アジア 中国
植え付け
サイクル一年草
場所日当たりの良い屋外
育てやすさ
家計助かり度

ダイコンの特徴

ダイコンは、土の中で成長した白い根っこを食べます。

サラダダイコン、ミニダイコン、丸ダイコン、ラディッシュなど他にも種類は豊富です。

今回は馴染みのあるダイコンの育て方をご紹介していきます。

ダイコンの栄養価

ダイコンはビタミンA、C、カリウム、カルシウムなどが多く含まれています。

辛い成分はインチオスターゼと言って、すりおろして生で食べると辛いですが、熱を通すとほとんどの辛み成分はなくなります。

サラダや煮物、炒め物にも幅広く使えて、冬のお鍋にも欠かせません。

 

写真は、ダイコンの皮を取り除いて食べやすく切っただけです。育てたダイコンは、柔らかく辛みもなかったのでそのままです。
一緒に育てているベビーリーフも飾ってみました。好みのドレッシングで食べます。

ダイコンの育て方

作業時期

時期1月23456789101112月
植え時         
肥料            
収穫            

用意するもの

  • ダイコンの種 1袋
  • プランター(直径60cm程あり深めのもの)
  • 市販の土

育て方

  1. プランターに8分目程の土を入れる。株間を15㎝~20㎝とって1ヶ所に5~6粒の種を重ならないようにまく。

  2. 1㎝くらい土をかぶせたら手で軽く土を押さえ、たっぷりと水を与えて日当たりの良い場所に置く。

  3. 発芽がそろって本葉2枚になったら、少し間引きをして本葉4~5本の時に1ヶ所に1本残す。(この時、肥料も入れる)

  4. 葉が伸びてきたら、株元に丁寧に土を寄せる。

  5. 根が成長するにつれて、白い首の部分が土の上に出てくるので、太さが6㎝~7㎝ぐらいを目安に収穫する。

ココに注意

・栽培するなら、種まきは秋がオススメです。
・プランター栽培には根の短いダイコンの種を使う方が良いです

 

ダイコンの収穫時期

ダイコンが土から上に出てきたので収穫したいところですが、まだ葉がまっすぐに立っているので、もう少し我慢です。

写真のように外葉が垂れて中心の葉が開いてきた時が、収穫するのに一番良い時です。
大きくなったものから収穫しますが、時期が遅くなると(す)が入るので気をつけましょう。

 

手前のダイコンの先が二つに分かれているのは、伸びようとする所に障害物の石などがあったせいだと思います。それをよけても伸びているのは凄いですね。

狭い花壇やプランターで育てたダイコンは、市販のものより長さは短いですが、柔らかくて美味しいですよ。

最後に

ダイコンは葉も食べることができて、栄養価も高いです。

写真の葉は、ダイコンを間引きしたものです。テーブルに緑色が欲しくて、水を入れて2、3日置いてみました。
その後、お味噌汁の具にして食べました。

栄養価が高い葉を調理してみました。

用意するもの;ダイコンの葉1本分、うすあげ2分の1枚、鰹節小袋1、
   調味料;油少量。醬油と砂糖が同量。酒は控えめに(ダイコンの葉の分量によるので、味は好みで加減してくださいね)

①葉を5ミリくらいの幅にカットして、うすあげも小さく刻んでおく。
②フライパンに少量の油と①を入れ、調味料で味付けをして汁気がなくなるまで炒めます。(ダイコン葉から出る水分と調味料だけで作ります)
③汁気がなくなれば仕上げに鰹節を入れて完成です。

最初、フライパンにいっぱいだったダイコンの葉が、出来上がれば写真のような量になりました。
温かいご飯に振りかけて食べてみてください。ご飯が進みますよ。

育てやすくて、幅広い料理に使えるダイコンの栽培にぜひ挑戦してみてくださいね。

 

スポンサーリンク

-根菜