『観賞用トウガラシ』ってなに?
食用のトウガラシは、料理の調味料などに良く使われますが、観賞用だけに作られたトウガラシがあります。
形は、食用のトウガラシのように長細いのや丸いのです。
では、詳しく見ていきましょう。
観賞用トウガラシの基本情報
品種 | 観賞用トウガラシ |
分類 | ナス科トウガラシ属 |
原産国 | アメリカ |
植え付け | 苗 |
サイクル | 1年草 |
場所 | 日当たりの良い屋外 |
育てやすさ | |
おすすめ度 |
観賞用トウガラシの特徴
観賞用トウガラシは、ナス科のトウガラシの変種です。(もちろん食べることはできません)
寒さに弱いので、日本では1年草として扱うことがほとんどです。
色:赤、黄色、オレンジ、黒、紫
高さ:30~80cm
ナス科の植物は連作障害が出やすいので、植えるときは注意が必要です。(よく知られている花では、ベチュニア)
連作障害とは
土の中の成分のバランスが悪くなり、病害虫の発生が起こりやすい事です。
そのためナス科やウリ科などの作物を同じ場所で続けて栽培すると、生育が悪くなったり枯れてしまったりします。
観賞用トウガラシの育て方
作業時期
時期 | 1月 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12月 |
植え時 | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
観賞期間 |
育て方
- 鉢底石を植木鉢底に敷いて、土を半分程度入れ、トウガラシの苗を置く。(葉の色が綺麗で、株元がしっかりしたものを選ぶ)
隙間に土を補充して、株元を手で軽く押さえる。 - 水をたっぷり与えて、日当たりと風通しの良い場所で管理する。
- 花のつぼみを付けた頃に、葉っぱのつけ根から出てくる脇芽を摘み取る。(花が多く咲いて、観賞用の果実が増える)
- 実がしぼんで汚くなってきたら取り除く。
ココに注意
・根を浅く張り乾燥には弱いので、水切れには特に注意しましょう。
・アブラムシが新芽によく発生するので、見つけたら駆除しましょう。
・アブラムシが新芽によく発生するので、見つけたら駆除しましょう。
観賞用トウガラシの種類
- 五色トウガラシ:果実の色の変化が楽しめる。
- パープルフラッシュ:葉が緑、濃い紫の斑点で美しい。
- ブラックパール:黒い葉で、果実は紫から赤に変化する。
最後に
観賞用トウガラシは育てやすく、果実の色の変化が長い間楽しめます。
ミニトマトみたいで、美味しそうに見えますね。
色とりどりで綺麗なので、花壇や寄せ植えなどに利用されることが多くなってきています。
最近では、葉にもこだわる品種も出回っているので、好きなのを見つけて育ててくださいね。