コデマリ|小さな花が集まって咲き、手まりのよう

コデマリは小さな花が集まって咲き、手まりのように見えます。

コデマリの基本情報

品種コデマリ
分類バラ科シモツケ属
原産国中国
植え付け
サイクル多年草
場所日当たりの良い屋外
育てやすさ
おすすめ度

コデマリの特徴

コデマリは江戸時代から愛され続けている花木で、暑さ・寒さに強いです。

株元から細かい枝を次々と出して、株全体が大きくなっていきます。

高さ:1~1m50cm

別名:「テマリバナ」

コデマリによく似た花

コデマリによく似た花に「オオデマリ」がありますが、名前の通りオオデマリの方が花が大きいです。

花の形が似ているだけで違う品種で、オオデマリは『スイカズラ科』で、コデマリは『バラ科』です。

コデマリの花言葉

コデマリの花言葉は、「優雅」「上品」です。

小さな花が集まった様子が品が良く、優雅な手まりに見える事から付けられました。

切り花としても人気があります。

コデマリの育て方

作業時期

時期1月23456789101112月
植え時            
肥料            
開花            

用意するもの

  • コデマリの苗 1株:株がしっかりしていて、枝数とつぼみが多くついているもの
  • 植木鉢(直径18cm以上あり深めのもの)大きく成長するため、スペースがあれば地植えでも良い。
  • 鉢底石
  • 市販の土

育て方

  1. 鉢底石を植木鉢の底が隠れるように敷いて、土を半分程度入れる。コデマリの苗を置き隙間に土を補充する。

  2. 水やりをして、日当たりの良い場所で管理する。

  3. 花がらは、こまめに摘み取る。

  4. 2~3年にⅠ度、Ⅰ回り大きな鉢に植え替える。

  5. 挿し木で増やせる。(3月頃に新しい枝を15cm程カットして、数時間水につけた後、土に刺しておくと1ヶ月程で芽や根がでてくる)

ココに注意

・コデマリは夏が過ぎて肥料をやると、枝だけが伸びて花芽ができにくくなるので、夏以降は与えないようにしましょう。

コデマリの剪定

コデマリは花が終わった後の剪定が、次の花を綺麗に咲かせるために必要です。

コツが解れば難しくはないので、挑戦してみましょう。

ここがポイント

・剪定は花が終わった後、5月~6月頃にしましょう。

・枝を途中で切るのではなくて、混んでいる古い枝を取り除いていく感じです。

・画像のように、新しい枝が少し垂れ下がるようにイメージをして仕立てると良いと思います。

最後に

コデマリの花が咲くのは4~5月ですが、今は寒い時期から花が咲いている苗が出回っていて、早くから楽しめるようになりました。

大きく育つコデマリですが、私は鉢植えの限られたスペースで精一杯育ててみようかと思います。

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