こんな人にオススメ
・自由に飛びまわる蝶を見てみたい。
・昆虫館の事も知りたい。
はじめに
(昆虫館?)「昆虫は、好きではないんだけど」と思っている方も多いかと思います。
実は私もその一人でしたが、伊丹昆虫館に『チョウ温室』があると聞き、見たくなって行ってきました。
今から詳しく案内していきます。
伊丹昆虫館について
伊丹昆虫館のコンセプト
これが、伊丹昆虫館のコンセプトです。
中に入ると、展示室、学習室、映像ホール、チョウ温室などがあります。
オリジナリティーあふれる展示で、(大人も子供も楽しめるように工夫している)なあと思いました。
兵庫県の阪急伊丹駅かJR伊丹駅で降りて、バスで15分程「松ヶ丘」で下車します。
この写真はバスを降りてすぐ目の前にある昆陽池(こやいけ)公園です。
ここでは、さまざまな野鳥が観察できるそうです。
私が訪れた時は、野鳥に出会えなくて残念でした。
バスを降りてから、徒歩12分程で伊丹昆虫館に着きます。
このアーチをくぐり、しばらく進んで行きます。
個性のある昆虫館が見えてきました。
緑のテントの左側にあるのが入り口。
正面奥に見えている白い建物が『チョウ温室』です。
では、中を案内します。
中に入り少し進んでいくと、大きなミツバチが目に止まります。
『ビック・ビー』という名前がついていて大きさは、なんと200倍。
これだけ大きいと体のつくりが良くわかりますね。
チョウ温室
続いて、チョウ温室に入って行きます。
チョウ温室の中には一年中、約14種類800匹~1000匹の蝶が放たれているそうです。
半数くらいは沖縄地方が故郷のチョウで、その他は伊丹にも生息する身近なチョウです。
入る前に、こんなパネルが出ていました。
温室に入る前から、何だかワクワクしてきました。
温室を入ったところです。
いつ、チョウに出会えるんだろうと思いながら進んで行きました。
さっそく、チョウがいました。
ハイビスカスの花に身体ごと入って、蜜を吸っているように見えます。
『オオゴマダラ』です。ひらひらと優雅に飛んでいました。
温室の中で一番多く飛んでたチョウで、そばまで寄ってきて身体に止まったりしてくれました。
チョウの方から近づいて来てくれたのは初めてだったので、最初は戸惑いましたが慣れてくると可愛いなあと思いました。
天井までの高さが15mあり、びっくりしました。
温室の広さは600㎡で、気温は一年中18℃以上に保たれているそうです。
(思っていたよりも中は、暑くなかった)
『クロアゲハ』です。美しい姿なので、いつまでも見ていたかったです。
南国の雰囲気がでていて、いい感じでした。
右が『クロテンシロチョウ』 左が『ツマベニチョウ』で、ジッと止まったままでした。
左よりの真ん中にチョウがいるので、見つけてくださいね。
温室の花や木も、きれいに手入れしていて見応えがありました。
『リュウキュウアサギマダラ』です。
『カバタテハ』です。私が見ている間、ずっと動かずにいました。
チョウの種類によって、好みの花があるみたいです。
『みつ皿』に蝶が並んでいました。みつ皿にはハチミツを薄めたジュースが入っているそうです。
こんなに近づいて、蝶を見ることは初めて。
カメラを近づけても逃げないので、2ショットが撮れました。
出口付近です。
出口は二重扉になっていて、チョウが温室外に出ないように工夫がしてありました。
その他の展示紹介
そのほかにも、印象に残っているのを少し紹介します。
世界最大のカブト虫『ヘラクレスオオカブト』です。
本当に大きくて存在感がありました。
これは、期間限定の特別展でした。
木の葉の色をしているチョウは、実際に見たことはないので見れて良かったです。
伊丹で見られる昆虫から、世界の珍しい昆虫までさまざまな標本がありました。
見たこともないようなばかりでしたが、どれを見ても珍しくて楽しめました。
展望台
4階まで行くと展望台があり、見下ろすと太陽光発電パネルが見えました。
チョウの形をしていたのには、驚きました。
最後に
入館料は、大人400円です。中高生200円で、3歳~小学生が100円と安いです。
所要時間は、60~90分くらいだと思います。
花が大好きな私は、温室の花を撮りに行ったのですが、気が付けば蝶の写真の方が多く撮っていました。
カメラを近づけても逃げなくて、人懐っこい蝶もいました。
昆虫や生き物に親しむことができる館内は、見どころがいっばいでした。
チョウ温室は珍しいのでお勧めです。ぜひ1度訪れて見てください。