こんな人に見て欲しい
・水やりのコツを知りたい。
・水やりの重要性を教えて欲しい。
水やりの基本
水やりの基本って?「毎日、欠かさず水をやっていたらいいんじゃないの?」と思いますよね。
今回は、簡単なようで意外と失敗しやすい水やりを取り上げてみました。
基本は、『土の表面が乾いてから、株元にたっぷり与える』です。(鉢底から水が出るくらい)
一度にたっぷり与える理由
植物に水をたっぷり与えると、水を補給するのと同時に、水が鉢の中に溜まっている空気を押し出してくれます。
そのため、根がしっかり酸素呼吸ができるようになり植物が元気に育ちます。
水の与え方
花の性質で、水やりの回数なども大きく変わってきます。(乾燥を好み、過湿が苦手な花も沢山あると言うふうに)
水は、直接花や葉にはかけないで、株元に静かに与えます。
さし芽で増やそうとしている苗や、小さな苗の水やりには、画像のように先の細いものや、小さなジョウロがあると便利です。(根がつくまで、土を乾かさないように気を付けます)
水やりの方法
土の乾き具合を見ながら水やりをします。
春、秋、冬:午前中に一回。⇒(冬は、午後遅くに水やりをすると、温度が下がる夜中に凍ってしまう事があるので特に注意が必要)
夏:朝か、夕がたの涼しい時間帯 ⇒(温度の上がる日中に与えると、鉢の中がかえって熱くなって、根を傷めやすいから)
あくまでも、これは目安です。⇒(季節・温度によって同じ植物でも変わってくるので)
1つの例として、
このニチニチソウは土が乾いて、葉がしおれたようになって元気がなくなっていました。
すぐに、水やりをしたかったのですが、日中温度が高かったので、夕方まで待つことにしました。
夕方に水をたっぷり与えると、元の元気な姿に戻りました。(完全に水不足でした)
水を与えても元に戻らない時 ⇒水のやりすぎで根が腐っていることも考えられるので、一度植木鉢から苗を取り出して確かめましょう。
水をやりすぎると
- 枯れる ⇒根が腐ってしまい、全体が枯れていく。
- カビが生える ⇒一部分から全体に広がっていく。
- 植物が弱る ⇒病気にかかりやすくなる
ガーデニングで、初心者が最初にぶち当たる壁が、水やりだと思っています。
私自身、水のやり方が良く解っていなくて、多くの植物を駄目にしてきました。
(水のやりすぎで、枯らしてしまう場合もある)事を理解するまで、随分時間がかかりました。
最後に
ガーデニングの本などに書かれてある事は、あくまでも1つの目安だと理解しておきましょう。
地域や、その年の気候の変化によっても、水のやり方は変わってくると思います。
植物の様子を毎日観察して、花が水を欲しがっているタイミングを知りましょう。
徐々に解ってくると、ガーデニングがより楽しくなってきますよ。