温度・湿度・日光　|植物を育てる環境を整えることが大切！

はじめに

植物は動物と違ってその場を動けない生物なので、与えられた環境の中で成長していくしかありません。

少しでも良い環境作りの手助けをしてあげて、植物の成長を楽しみましょう。

まず植物は、温度が適切でなければ育ちません。

たとえば、寒さに弱く冬を越させたい植物は、温度が低くなってくる前に室内の明るい窓辺に取り入れて管理します。

冬に室内に取り入れられない大きさの鉢は、屋外でビニール袋などで寒さを防ぎます。⇒（温度の急低下は、凍結の原因になるため）

画像は使わなくなったラックに、大きなビニール袋をかぶせて作った簡単なビニールハウスです。（手入れしやすいように、右側だけ開封できるようにしています）

反対に夏の日差しが苦手な植物には、軒下に移動させるか、直射日光が当たらないように日よけをしてあげましょう。⇒（葉焼けを防ぐため）

湿度は、温度ほど重要に感じないかもしれませんが、植物の育成にはとても大事です。

多湿を嫌う植物も多く、枯らしてしまう原因にもなるので注意しましょう。

湿度が適切でないと

・枯れる　⇒根が腐ってしまい、全体が枯れていく。

・カビが生える　⇒一部分から全体に広がっていく。

・乾燥しすぎる　⇒しおれてしまう。

・植物が弱る　⇒病気にかかりやすくなる　

日光は、植物が育つのに重要なポイントになります。

おもに日照の目安は、３つに分けられます。

植物によって日光の必要性はさまざまなので、どこでどんな植物を育てるかを考えましょう。

これはリンドウですが、天気が悪いと花が閉じたままです。

日光が当たると、いきいきと花が開いています。

日光が大好きなのが伝わってきますね。

広いスペースで、その植物にあった育て方ができれば理想ですが、現実はなかなか厳しいのではないでしょうか？

植木鉢の下にレンガなどで高さをプラスしてあげたり、置く場所を少し変えるだけで風通しが良くなったりして、植物が上手く育つこともあります。

できる限り工夫して、植物に快適な環境をつくってあげましょう。